【速報】引責辞任は不可避か?小林製薬の小林社長ってどんな人

 「紅麹(こうじ)」を使用した健康サプリメントで4人の犠牲者を出した小林製薬。
名門企業の信じられない不祥事に社長の小林章浩(こばやし・あきひろ)氏の引責辞任は避けられないとの見方が強まっています。経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーHD社長)が「大変まずいことだ。消費者がいるのだから早め早めの対応をすべきだった」が異例の強い批判を展開するなど、このまま踏みとどまるのは難しい情勢になりつつあります。では、その小林章浩社長とはいったいどんな人なのか、見てみましょう。

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1-1 チャキチャキの慶応ボーイ。趣味はトライアスロン

小林章浩社長は1971年5月13日生まれ。現在52歳です。出身は兵庫県でも富裕層が多い宝塚市で、慶応中学から慶応高校、慶応大学経済学部に進みました。大学時代の一番の思い出は「たくさんの友人に恵まれたこと」といいますから、慶応の雰囲気が馴染んだのでしょうね。

小林製薬は歴代社長を小林家が務めてきましたが、この小林章浩氏も幼少のころから帝王学を叩き込まれ、サラブレッドとして育てられました。趣味はトライアスロン。確かに精悍な印象ですね。今でもしっかり鍛えておられるのでしょう。トライアスロンの魅力について「スイム、バイク、ランそれぞれ課題を明確にして準備をしていくことで、長距離レースでの目標を達成することが楽しい。仕事にも通じる」とおっしゃっています。

このほか外食、お酒、伝統工芸品もお好きだそうです。

1-2 花王で修行、その後ミシガン州立大でMBA

 名家によくあるパターンなのですが1994年に慶応を卒業した後、そのまま小林製薬には入社せずいったん花王に就職します。同業の先輩格の企業の中で「少し揉んでもらって少し見聞を広げておけ」ということなのでしょう。4年働き小林製薬に入るのですが、3年後に今度はミシガン州立大学に留学しました。この時のことを小林氏はこう振り返っています。

 「20世紀の終わり、急速にグローバル化が進もうとする時期でした。州の最大都市、デトロイトは自動車産業の街で、授業では自動車産業に関わる内容のものも多かった。マーケティングや経営戦略など幅広く学びましたが、こうした要素の大切さはものづくり企業にとって共通のもので、大変勉強になりました。ただ、授業の準備や宿題などとにかく毎日忙しかった。睡眠時間は3〜4時間、夏休みも単位を取るために残り、留学中に帰国したのは1度だけでした(産経新聞)」

 懸命に努力されたようですね。無事、ⅯBAを取得し日本に帰国されました。頭脳の明晰さは申し分ないですね。

1-3 42歳で小林製薬の社長に就任

製造部門や国際営業部門を経験した後、2013年に社長に就任します。42歳です。一般企業なら課長、早くても部長の年齢で下からは突き上げられ、上からは厳しく叱責されるサンドイッチになる苦しい時代ですが、小林氏の場合はそれを経験せず一気に突き抜けました。これが良かったのか悪かったのか。まだ分かりませんが、今回の件を見るともう少し経験を積んだ後の方が良かったのかもしれませんね。

小林製薬は大阪市に拠点を置く会社で、資本金は34億5千万円、社員数は3543人(連結)です。巨艦とは言えませんが、れっきとした上場企業です。そのトップの座に座るにはそれなりの器が必要と言えますね。

1-4 株主総会では涙、温かい人柄

  人生に影響を与えた本は『七つの習慣』で時間の使い方、優先順位をつけることなどを学んだといいます。好きな映画は『ニュー・シネマ・パラダイス』。学生時代に見て、ノスタルジックな雰囲気や音楽が素敵だと感じたのだとか。時間ができたら「ハワイでのんびり、香港や台湾で中華料理を満喫したい」と言います。

 最後に天国で神様に出会ったら何と声をかけてほしいですか、という問いには「人のやる気と力を引き出すのがうまかった。多くの人の目を輝かせた」と言ってほしいと回答しています。

 確かに3月28日の株主総会でも株主からの質問に涙を見せるなど、従業員思いで人情家の側面を見せました。優しく温かい人柄がしのばれます。

 今回の件は亡くなった方はもちろん関係したすべての人々にとって不幸な事件でした。小林製薬の誠意ある対応と、一刻も早い事態の収拾を願うばかりです。

 ここまで読み頂きありがとうございました。以下、まとめとなります。

まとめ

●社長になるべく生まれ、社長になるべく育った。慶応で純粋培養
●42歳で社長に就任、趣味はトライアスロン
●株主総会で涙 

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著者情報

ニックネームはハチマキめがね 。下水道の清掃員、マンホールから地下にもぐり数百匹のゴキブリとウンチまみれのドブねずみと対決→生鮮市場 でサンマやイワシなど小魚を売る。毎日、ギャング集団のマグロチームに追い立てられ少し弱り気味、、、。そんな中、日頃気になる話題を独自の切り口で語ってみました。「満月」のように太陽の光を浴びて夜道を照らすような存在でありたいと思います。よろしくお願いします!

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