【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(3)「次」を考えすぎない

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。一挙手一投足に勝つヒントがありますね。
「段取り八分」という言葉があるように仕事には事前準備が必要なことはもちろんです。けれども同時に「次」を考えすぎないこともまた大切なんですね。大谷翔平選手に教えてもらいましょう。

 

●「次」は「今」の後にやってくる
●「今」に全力を集中、良い「次」の結果を引き寄せる

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1、1回表に2度もバッターボックスに立つ

大谷翔平選手がまだエンゼルスにいた頃(2022年)の話です。大谷翔平選手は敵地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」のリアル二刀流でスタメン出場しました。

珍事はこの試合の1回の表に起こりました。大谷翔平選手はこの回、2度もバッターボックスに立ったのです。打者一巡の猛攻で2度も。先発投手が1球も投げないうちに2度も打席に立つのは、1900年以降では史上初の出来事。まったくの珍事ですが、ここでも大谷翔平選手は「勝ち方」のヒントを示してくれました。

2、1度目は四球を選んで出塁

まず一打席目。大谷翔平選手は四球を選びます。出塁。そして、押し出しの四球で先制点のホームを踏みました。相手チームのであるアストロズ先発のオドリッジ投手は大乱調、立ち直ることなく打者は一巡します。

3、2度目も全力でフルスイング

4点をリードしたところでまたもや打順は大谷翔平選手に回ってきます。2死ながら満塁。どうするか。日本のプロ野球なら、打席には立つものの軽くバットを3回振って三振です。だって大谷翔平選手は二刀流。すぐに次の回ではピッチャーとしてマウンドに立って投げなくてはならないのです。1打席目で四球を選び、出塁までしているのですから、これ以上、無駄な体力は使いたくありません。

ところが。さすが大谷翔平選手です。第2打席に立つと、全力でフルスイング、左翼フェンス直撃を放つのです。走塁も手を抜くことなく二塁へ。2点をたたき出す適時打となりました。

4、米スポーツ記者たちが称賛

このプレーに米国のスポーツ記者たちは驚愕させられました。「ヒューストン・クロニクル」のグレッグ・ラジャン記者です。

「先発投手が1球も投げないうちに2度も打席に立つのはなかなか見られない。これからはショウヘイ・オオタニにしかありえない事象だと思う」(ツイッター)

バリー・スポーツ・ウエストで実況を務めるパトリック・オニール氏。

「オオタニは四球を選び、2点適時二塁打を放ち、そしてこれからマウンドに上がる。現実離れした話だ」(ツイッター)

5、次のことは「考えていなかった」

そして試合後のインタビューで「次の回のピッチングは気になりませんでしたか」と質問に対する答えが大谷翔平選手の真骨頂でした。「考えていなかった。次のピッチングは次に考えること」

6、「次」のことは「次」

いかがでしょうか。日本のプロ野球では圧倒的にリードしている試合で、ピッチャーに打順が回ってくると、まったくやる気のないスイングで三振して体力を温存させるシーンを時々、見ますよね。相手チームに余裕を見せているのかもしれませんが、何となく興ざめしてしまいますよね。第一、カッコよくない。大谷翔平選手はプレーで手を抜かない。一瞬一瞬を全力でやり遂げていきます。「次のことは次に考える」。カッコよくありませんか。

7、史上初の珍事

MLB公式サイトのサラ・ラングス記者が、スポーツデータを提供する米「エライアス・スポーツ」のデータを基にしたところによると、先発投手が1球も投げないうちに2度打席に立つのは1900年以降で史上初めてのことだったそうです。1989年にも似たような事件がありましたが、この時、トム・ブラウニングが初回に2度打席に立っているものの、攻撃は1回裏だったといいます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。手を抜かず、全力でやるって、やっぱりカッコいいですよね。以下、まとめになります。

 

●「次」を考えて「今」で、手を抜かない。
●一瞬、一瞬を全力でやりきる、これが良い「次」の結果を引き寄せる。
●全力プレーこそ大谷翔平選手の真骨頂。全力プレーこそカッコいい。

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著者情報

ニックネームはハチマキめがね 。下水道の清掃員、マンホールから地下にもぐり数百匹のゴキブリとウンチまみれのドブねずみと対決→生鮮市場 でサンマやイワシなど小魚を売る。毎日、ギャング集団のマグロチームに追い立てられ少し弱り気味、、、。そんな中、日頃気になる話題を独自の切り口で語ってみました。「満月」のように太陽の光を浴びて夜道を照らすような存在でありたいと思います。よろしくお願いします!

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