【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(9) 大谷と菊池、2人のジャパン・プライドの3つの共通点

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。快進撃がとまりません。そしてトロント・ブルージェイズの菊池雄星選手。こちらも日本人選手として威風堂々の活躍です。米大リーグは日本人選手にとって、もはや憧れではなく、活躍する場所に変わったのですね。

ところで、この2人の日本人選手。実は意外な共通点があります。あわせて3つ。
(1)目標を明確にする
(2)ゴミを拾う

(3)背番号17番――です。
どうやら世界で勝ち抜く選手にはそれだけの理由があるようです。とても参考になるので是非、ご覧ください。

このブログは次のポイントに沿ってまとめています。

●大谷選手と菊池選手、高校時代のマンダラチャートで学んだもの。
●なぜ、2人ともゴミを拾うのか。
●背番号「17」を背負うことに意味は。

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1-1、 目標を明確にする

 大谷選手と菊池選手。2人とも岩手県の花巻東高校出身であることは、みなさんご承知ですよね。大谷選手は菊池選手の3つ下。中学時代、甲子園で活躍する菊池選手に憧れて花巻東高校に入りました。そしてそこで2人が巡り合ったのが野球部の佐々木洋監督です。

 2人は佐々木監督の指導の下で目標達成シート、いわゆるあの有名な「マンダラチャート」を作成しました。作成時期は大谷選手が高校1年生の冬、そして菊池選手は高校2年生の冬でした。

大谷選手が中央の「トランク」に書いたのが「ドラ1、8球団」。 つまり「ドラフトでプロ野球8球団から1位指名を受ける」という目標でした。一方の菊池選手は「高卒でドジャース入団」という目標をトランクに書いています。2人とも条件や環境が整わず結果的に当初、描いた通りにはなりませんでしたが、結果的には最初の目標を超える形で夢を実現させています。

思考は現実化する――。2人を見る限り、これは事実ですね。

まずは自分の夢、目標をきちんと字にして明確に掲げる。そしてそれに向かって、いつまでにどんな努力をするべきか、詳細に詰めていく。大谷選手も菊池選手もそれができています。佐々木監督の指導の賜物ではありますが、目標を明確にする、この点では2人は全く一致しています。

 目標達成シートについて大谷選手は後にこう語っています。

「書くにあたっては、期限と数字をしっかり入れるということが大事になってくるので。それを書くことによって目標を明確化して、いつまでにやらなければいけないということをしっかりと考えながらやることができるので。ぼんやりと思い描くというよりは、(目標に)近づきやすいのかなと思います」(大谷翔平 勇気をくれるメッセージ82)

1-2、「ゴミ拾いは運拾い」

 ゴミを拾うということは運を拾うこと――。花巻東高校野球部の佐々木洋監督の言葉です。

大谷選手も菊池選手も目標達成のための実践項目として「ゴミ拾い」をあげています。面白いのは大谷選手が「運」を開くためにゴミを拾う、としているのに対して、菊池選手は「愛されるプレーヤー」になるためにゴミ拾いを実践している点です。大谷選手はややロマンティスト、菊池選手はリアリスト。2人の違いが明確に出ていて興味深いですが、いずれにしてもゴミを拾うことが目標を達成するための実践項目であることは共通しています。

ゴミ拾いについて大谷選手はこんなことを語っていますので紹介しますね。

  「稲葉篤紀さん(2024年から北海道日本ハムファイターズ二軍監督)が試合中、守備から帰って来るベンチの前で、ゴミをサッと拾ったことがあったんですけどカッコ良くて感動しました」

「僕は、前を通り過ぎてから(ゴミに)呼ばれてる気がして、戻って拾う。お前はそれでいいのかって、後ろからトントンされちゃうタイプなんです。」

(不可能を可能にする大谷翔平132の思考)

 また、菊池選手はこう述べています。

  「ゴミが落ちていると 神様が自分を試していると思う」

2人とも真摯ですよね。

 ちなみに佐々木洋監督は常々、こう指導していたといいます。

「球場の一番高いマウンドに立つ人間は、みんなが一番嫌がる仕事をしなさい」

大谷選手も菊池選手もこの言葉を胸に刻んでいるのですね。

1-3、花巻東の「17」

花巻東高校野球部時代のことです。2人はいずれも1年生の時に背番号「17」をつけていました。菊池選手は1年夏に背番号「17」で全国選手権大会に出場し活躍、大谷選手も高校1年の春は「18」でしたが、1年夏には「17」をつけました。花巻東高校では次世代のエースとされる選手が「17」をつける習慣があります。大谷選手も菊池選手も1年生の時から頭角を現していましたから、花巻東高校では2人とも1年生で、この「17」を背負ったのですね。

ちなみに今シーズンから巨人でプレーする西舘勇陽選手、そして、昨夏はチームを甲子園8強に導き、今年から名門・スタンフォード大でプレーする佐々木麟太郎選手もまた、伝統の「17」を背負った花巻東高のOBです。花巻東高校では背番号「17」には特別な意味があるのですね。

 ですから2017年 大リーグ ロサンゼルス・エンジェルスに移籍した時、大谷選手は背番号「17」を選んでいます。理由についてはこう説明しています。

「僕が新たな気持ちで、ここで頑張っていくときに、17番にしようかなと思った」

(大谷翔平 規格外ヒーローの秘密)

常に起点は花巻東高校時代。頂点を目指して歩み始めた時の初心を忘れないようにしているのですね。

佐々木洋監督は「大谷もこの番号をつけて成長がスタートしたことを忘れていないのだろうと思い、嬉しかった」と話しています。

1-4、まとめ

 大谷選手と菊池選手。日本を背負って大リーグで活躍する2人の共通点、面白いと思われませんか。共通点からは分かるのは2人とも真面目、努力家、そして真摯であるということです。本当に野球に真剣に取り組んでいるからこそ、結果もついてくるのですね。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。以下、まとめとなります。

●大谷選手も菊池選手も高校時代のマンダラチャートで、目標の設置、具体的な行動計画の立案を叩き込まれた。
●ゴミを拾う。運がひらき、神様にうなづいてもらえる。
●背番号「17」を背負った。花巻東のプライド

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著者情報

ニックネームはハチマキめがね 。下水道の清掃員、マンホールから地下にもぐり数百匹のゴキブリとウンチまみれのドブねずみと対決→生鮮市場 でサンマやイワシなど小魚を売る。毎日、ギャング集団のマグロチームに追い立てられ少し弱り気味、、、。そんな中、日頃気になる話題を独自の切り口で語ってみました。「満月」のように太陽の光を浴びて夜道を照らすような存在でありたいと思います。よろしくお願いします!

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