青汁王子がユーチューブで全国を巡る旅の動画を配信しています。
「僕はお金を稼ぐのが得意」「お金には不自由していない」。
豪語する青汁王子、確かに宿泊するホテルや旅館は超一流で、とても手が届くところはありませんが、なかには「あれっ!ここなら自分も行けそう」ってところもいくつか。栃木県那須
町の「鹿の湯」もその一つで、「いっちょ俺も行ってみるか」と、東京から車でひっと飛び、王子になりかわって名湯にあやかってきたのであります。
名湯に浸かってみると、その素晴らしさたるや!
黙っているのはもったないので、みなさんにご紹介しますね。
行かないと人生損する関東の名湯
一度きりの人生、やっておいたり行っておいたりしないと後悔することってありますよね。
「鹿の湯」は確実にその一つだと言えます。
「って!ちょっと大げさじゃないの!」
そう思われるでしょう。
でも、違うんです。
大げさじゃないんです。
YouTubeで意外に辛口のコメントを連発する青汁王子も鹿の湯は大絶賛でした。
自分も青汁王子同様に大絶賛です。
その理由をご紹介しますね。
強い成分だから近づくと激しい硫黄の匂い
鹿の湯を訪れてまず驚くのは温泉の香りです。
木造のレトロな温泉の建物に近づくと、どんどんと強い硫黄臭が漂ってきます。
鹿の湯の泉質は「酸性低張性高温泉」なんだとか。
鹿の湯の脇を流れる小川の底には硫黄が固まって黄色くなっています。
きっと成分が濃くて、効き目が強いのでしょうね。
これじゃあ、青汁王子も「いいお湯だった」というはず、温泉に入る前にもう納得です。
効能は「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、痔疾、冷え症、疲労回復」などなど。
本当に「薬湯」なんだってことがもう匂いで分かります。
料金は大人500円・子供300円・幼児は無料
開いている時間は朝の8時から夜6時まで(ただし受付は午後5時30分までなのでご注意を)
年中無休っていうから少し驚きますよね。
砂時計の貸し出し(無料)もあるんです(いったい何に使うの!?)
気を付けたいのはタオル。
昭和の昔、銭湯にあった無料貸し出しタオルはないので、是非、ご持参を。
売ってはいるけれど400円だから少し高い(もちろん記念タオルだから気に入った方は是非)
ガラッと開けると温度ごとに6つの浴槽
いざ、入浴。
受付をすませて、趣きのある木造の渡り廊下を通って浴室へ。
渡り廊下は先ほど紹介した硫黄が底に固まった小川をまたいでいるので、野趣満点です。
さて、浴室に入ってまず目に飛び込んでくるのは6つの浴槽。
圧巻です。
全部、正方形で満々と真っ白のお湯をたたえています。
「いやあ、来てよかった!」
入る前からそう思っちゃいました。
浴槽が6つあるのはそれぞれ浴槽によって温度が違うから。
41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)で、手前から奥に行くにつれだんだんと温度が上がっていきます。
体の底に溜まった疲れが溶けていく
鹿の湯は「短熱浴」が効果があるんだそうです。
温泉好きの僕ですが、短熱浴というのは初めて耳にしました。
入り方はこうです。
腰まで1分
胸まで1分
首まで1分
これを繰り返す。
だから受付で砂時計を貸し出しているんです。
僕が訪れた時も奥の48度の浴槽に砂時計をもったおじいちゃんが何人かいました。
顔見知りなのか、喧嘩せず、一人ずつ順番に入ってましたよ。
僕も思い切って仲間に入れてもらってお湯につかってみましたが、さすがに48度ともなるとお湯が少し揺れるだけで、とにかく熱い。
というよりは痛い。
だから一人ずつ。
でも僕の場合は砂時計は必要ありませんでした。
だって1分も入っていられるわけありませんからね。
でも、ともかくいいお湯。
素晴らしいです。
鹿の湯は湧き出るお湯の温度が42度以上の高温泉。
だから48度の浴槽も作れるんです。
那須は他の温泉地帯と比べてもとりわけ地熱が強くエネルギーが強い。
そのエネルギーでお湯をつくるから、お湯にも力があるんですね。
体の奥底の深いところに溜まった疲れを綺麗さっぱり溶かし切ってくれるんです。
都心から2時間で日帰りオッケー!コスパ良し
鹿の湯が、どんなに良い温泉でも行き帰りに疲れてしまっては意味がありませんよね。
でも、近いんです。
浦和インターから東北道自動車に乗り、2時間かかりません。
しかも、鹿の湯の目の前に駐車場(しかも無料!)がありますから、都心からでもドアツードアで2時間前後といったところです。
車好きならちょうと良いドライブコースじゃなですか。
しかも、行き方も簡単です。
那須インターチェンジで降りると、少し先を右に折れ、あとはそのまままっすぐです。
迷ってしまう人はまずいないでしょう。
ストレスを抱えることはありません。
残念なのはおいしいお店が少ないこと!値段も高い
気を付けたいのは食事です。
はっきり言ってこれと言ったお店がない。
青汁王子も鹿の湯に行く途中、ドリームっていう「日本でもっとも美味しいパン屋さん」によってパンを食べていましたが、その時のコメントが「ふつう」。
僕も実際に食べてみましたが、普通でした。
なんでも皇室の方が愛用されているとかって噂もあり行ってみたのですが「うーん」っていうのが正直な感想ですね。
もちろん、それなりの観光地ですから鹿の湯に行く途中、お店やさんは多く、とりわけ蕎麦屋さんはたくさんあります。
すべてのお店に入ったわけではないのですが、「もう一度行きたい」というお店は正直ありませんね。
もし、あなたがグルメさんなら、しっかり下調べをしてからお出かけになることをお薦めいたします。
いかがだったでしょうか。
以下、まとめとなります。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
青汁王子が言う通り、鹿の湯温泉って素晴らしい温泉なんです!
なんたって成分が素晴らしい。
那須火山帯のなかに位置するので高温泉でエネルギーも強いんですね。
交通の便もよく都心からもすぐですから是非、一度を訪ねてみてください。