中居正広さんの女性トラブルを発端に、社会的存在意義が問われることになったフジテレビ。
事態がここまで悪化するまで、コンプライアンス担当の役員はいったい何をいしていたのでしょうか?
実は「お目付け役」として、その一端を担っていたのが総務省からの天下り官僚である山田真貴子取締役(64)です。
村上総務大臣は「天下りではない」と否定しましたが、総務省が再就職をあっせんしたわけではないというだけ。実質的には天下りです。
それにしてもフジ・メディア・ホールディングスからもらっている山田真貴子さんの役員報酬は年間3400万円にも上ります。
それほどの高額な報酬をもらっていながら、山田真貴子さんはきちんと仕事はしていたのでしょうか?
もし仮にコンプライアンスの仕事がきっちり出来ていたなら今回のような事件は起きていない気がしますよね。
フジのコンプラ担当の山田真貴子の年収は3400万円!いったい何してたのかを検証します。
フジのコンプラ担当の山田真貴子の年収は3400万円
東北新社接待問題やNTT接待問題といった数々の不祥事を起こしている元総務省官僚の山田真貴子。
ちゃっかりとフジ・メディア・ホールディングス社外取締役、フジテレビジョン社外取締役に天下りしてるのは呆れる。
腐ったメディアの元凶はやはり総務省。#総務省解体 https://t.co/OyCUisaoP0 pic.twitter.com/ZDVKdAEAlU— 三郎🖌️加工絵師 (@kakoeshi) January 20, 2025
総務省からフジに取締役として天下ってきた山田真貴子さん。
2024年の6月26日のことでした。
そして手にした報酬は年間3400万円です。
一般に取締役の報酬は2000万~3000万円
東証一部上場企業の取締役の年収はだいたい2000万円台が相場です。
企業規模や業績にもよりますが、3000万円を超えるとことは少数ですね。
フジの場合は名門企業とはいうものの、経営は決して楽ではありませんでした。
テレビはいわゆる「オールドメディア」の代表格。
YouTubeなどSNSの台頭で、その存在意義が揺らぎつつあります。
とりわけフジテレビはドラマは空振り続き、得意なはずのバラエティでもさほど面白いものはなく、かつての個人視聴率三冠王を毎年維持していたころの黄金時代の面影はありません。
にもかかわらず山田真貴子さんになぜフジテレビはこんな破格の役員報酬を支払ってきたのでしょうか。
山田真貴子は年収3400万円で何した?
フジテレビめざまし8で37歳男性アナの酒主義久アナウンサーが涙ながらに「13年働いてきて1度もやめたいと思ったことはない」とか「大好きな会社で」などをコメント。今の現状はわかってる?なに会社愛語ってんの?被害者意識で泣くのまじでやめてくんないかな。#フジテレビ #酒主義久 #中居正広 pic.twitter.com/DWLywk40RO
— KAZUU (@kazupandalion) January 20, 2025
高級官僚してみれば年収3400万円なんて決して大したことはないかもしれません。
確かに、電波は公共の財産ですから、それを利用するテレビ局を監視し、よくしてくれていれば、3400万円だって決して高くはない。
でも、山田真貴子さん、そんな立派な仕事をフジテレビでしていたのでしょうか?
全くしていません!
役所からの天下り役員は免罪符
昔からあまり筋のよくない不動産会社や消費者金融などには警察官僚の天下りが多いですよね。
フジテレビが山田真貴子さんを受け入れたのもそれとよく似ています。
山田真紀子さんは1984年に早大法を卒業し、旧郵政省(総務省)に入省したキャリア官僚です。
第二次安倍内閣では女性初の首相秘書官にも大抜擢されました。
そして2017年には放送行政を管轄する最高責任者である情報流通行政局長に就任したのです。
情報流通行政局長は放送担当のトップです。
「テレビ局をどうするか」を決める最大の権力を掌握したわけです。
その後、2020年7月に退官しますが、フジテレビが欲しかったのは、「元情報流通行政局長」を受け入れている、という事実です。
だから「三顧の礼」を持って受け入れられたのです。
山田真貴子は何もしなことが最も重要な仕事
いくら優秀なキャリア官僚であったとしても、バラエティ番組がどんなものなのか、なんてチンプンカンプンでしょう。
それを制作しているテレビ局のコンプライアンスがどうあるべきなのか、女子アナと制作プロデューサーの距離がどうあるべきか、なんて問題も何も分からない。
そんなことフジテレビは百も承知です。
仕事なんてできない。
バラエティ番組なんて何も分からない。
それでいいんです!
黙って名前だけ貸してくれていればいいんです。
黙って、お台場から霞が関の後輩官僚たちににらみをにらみを利かせてくれていればいいんです。
「何かあってもフジに絶対、手を出すんじゃないからな」って。
コンプラもへったくれも関係ないとういうわけですね。
これではいくらフジテレビのコンプライアンスが向上するはずはありませんよね。
まとめ
総務省が「天下り」でフジテレビと癒着‼️4人も💢https://t.co/fgfis89U9v
「天下り役人の一人は、昨年6月26日にフジ・メディア・ホールディングスの取締役に就任した山田真貴子氏」フジテレビに「いわく付き女性官僚」が天下り 「高額接待を受け半年で広報官を辞任」https://t.co/ZwsRqXLG27 pic.twitter.com/ExsX5dMxlm
— 「ネット保守連合」事務局 たかすぎ (@nihonjintamasii) January 20, 2025
フジTVコンプラ担当の山田真貴子の年収がヤバい!年収3400万円で何した?を検証しました。
自分の会社の監督官庁から天下りを抱え込むやり方は、他のテレビ局でもやっていることです。
ですが、フジテレビはその数が群を抜いて多いんですね。
現在4人です。
そのほとんどが実質的には機能していません。
それはフジテレビという企業体質そのものをよく表しているんですね。
中居正広さんの女性トラブルに端を発する今回の問題は、起きるべきして起きたという気がしますね。
フジTVコンプラ担当の山田真貴子の年収がヤバい!年収3400万円で何した?を検証しました。







