東京 銀座の老舗料亭「金田中(かねたなか)」の社長が、覚醒剤などを所持していたとして警視庁に逮捕されました。
金田中って日本三大料亭の一つなんですね。
となると気になるのが残りの二つ。
料亭なんて普段は縁がありませんが気になります。
銀座に店を構える「金田中」は老舗料亭の代表格として広く知られていますが、「金田中のほかにはどこ?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
格式に見合う「お値段」とともに、各料亭の名物料理や気になる献立、予約の際の注意点など、知っておきたい情報をまとめてご紹介いたします。
日本三大料亭っていったいどこ?
ちなみに岸田首相が森喜朗氏や三井不動産元会長らと会食した料亭が銀座の「新ばし金田中」(下写真)です。こういうところで森喜朗氏と酒を飲み交わし「神宮外苑再開発を1つ頼むよ」とか話している姿を想像しただけでも、絶対に岸田首相や自民党は変わるつもりはないと思います。 https://t.co/c8Nr2LG5cj pic.twitter.com/0GhuhtHKLR
— ミド建築・都市観測所 (@Mid_observatory) September 1, 2024
日本三大料亭と称されるのは京料理の老舗「金田中(かねたなか)」(京都)、創業以来の伝統を守る「吉兆(きっちょう)」(大阪に本店)、そして全国にその名を馳せる「なだ万(なだまん)」です。
これらの料亭は、選び抜かれた旬の食材、熟練の職人による卓越した技、そして細やかなもてなしによって、国内外の賓客を魅了しています。
銀座に複数の店舗を展開する金田中も、大正時代に新橋の花柳界で創業以来、格式と伝統を重んじながら新しい試みも行ってきました。
その一つとして日本の食文化を 最高レベルで体現しています。
各料亭の名物料理と気になるお値段は以下の通りです。
金田中(京都・祇園)
京料理の繊細さと奥ゆかしさを今に伝える老舗です。
シンプルながらも滋味深い「鯛の胡麻和え」は有名です。
新鮮な天然鯛の身と香りの良い白胡麻、出汁や柑橘の香りを忍ばせた秘伝の調味酢が織りなす上品な味わいで、多くの食通を魅了します。
旬の京野菜をふんだんに用いた会席料理も魅力ですね。
夕食コースは通常 25,000円から50,000円以上。
銀座の金田中
まず京都の金田中とは直接、関係はないようです。
本店は新橋にあり、銀座には割烹スタイルの「金田中庵」やカフェ「茶洒 金田中」も展開しています。
季節ごとに趣向を凝らした会席料理が有名です。
旬の素材を最大限に活かした繊細な味わいが特徴でして、銀座の店舗でも「鯛の胡麻和え」を提供している場合があます。
夕食コースは店舗や内容により 30,000円から50,000円以上です。
「鯛の胡麻和え」はアラカルトやコースの一品として 2,000円から4,000円程度。
吉兆(大阪本店)
「お客様第一」の精神のもと、素材本来の持ち味を最大限に引き出す料理で知られます。
季節感を大切にした美しい「八寸」はまるで絵画のようです。
冬の味覚「ふぐ料理」も素晴らしいですね。
ふぐコースは 40,000円から80,000円以上 となることも。
なだ万(全国展開)
江戸時代に創業し、伝統を守りながらも時代の変化に対応。幅広い世代に愛される「鯛茶漬け」は、上品な出汁と香ばしい鯛の身、特製胡麻だれ、ふっくらとした白米が絶妙なハーモニーです。
夕食コースは 15,000円から40,000円以上 が目安ですね。
単品の鯛茶漬けは 2,000円から4,000円程度。
予約の際の注意点と紹介の必要性
京都吉兆 嵐山本店さんの門前
既に一部紅葉してました🍁
(2023.10.23) pic.twitter.com/gxByZtz1qi— 八代・睦月十四郎@綾傘鉾囃子方 (@mutsuki14law) October 23, 2023
日本三大料亭を訪れる際、予約は必要なんでしょうか。
また紹介がないと受け入れてもらえないのでしょうか。。
金田中 (京都)
一般予約も受け付けています。
特別な席や個室は早めの電話確認が必要ですね。
昔は紹介制を重んじていましたが、今はそうでもありません。
銀座 金田中
基本的に一般予約は可能です。
特別な席や個室は早めの電話がいいですね。
吉兆 (大阪本店)
店舗により異なり、本店など一部では紹介が必要な場合や、一見客の予約を受け付けないケースもあります。
事前確認が重要ですね。
なだ万 (全国展開)
比較的予約は取りやすですね。
ただ、人気店や時期は早めの予約がお薦めです。
電話やオンライン予約も受け付けています。
いずれの料亭も、特別な席や個室を希望する場合は早めの予約がいいですね。
予約時には予算や希望の料理内容を伝えるとスムーズです。
紹介がなくとも予約できますが、格式の高い料亭なので事前にしっかり確認し、失礼のないように心がけましょう。
まとめ
なだ万本店 山茶花荘 2025年3月28日(金)リニューアルオープン https://t.co/OXhVBIok62 pic.twitter.com/Hut2UzfkKx
— PR TIMESライフスタイル (@PRTIMES_LIFE) March 28, 2025
日本三大料亭は、単に高級な食事を提供する場所ではなく、日本の食文化、美意識、おもてなしの心を体現する特別な空間です。
銀座の金田中をはじめ、それぞれの料亭が守り抜いてきた味と伝統、洗練された雰囲気と丁寧なサービスは、かけがえのない食体験となるでしょう。
事前の情報収集と予約を忘れずに。
日本には三大料亭以外にも、京都の「菊乃井」や「瓢亭」、東京の「つきじ植むら」や「浜作」など、独自の魅力を持つ素晴らしい料亭が数多く存在します。
これらの名店も、特別な日の食事の候補として検討する価値は十分にあります。