個人再生に必要なお金は司法書士に振り込んだはず。
なのにカード会社には届いていない。
司法書士がカード会社に、きちんと振り込んでくれたはず?でしょ。
いったいどういうこと?
肝心の司法書士とは連絡がとれない、事務所はもぬけの殻、どうしたらいい。
そうか!司法書士の協会がきっとあるはず、そこに連絡してみよう。
そう思い立ちました。
えっ詐欺!債務整理のお金を司法書士に横領された僕の体験談(実話)の第3話(2026年7月29日)です。
司法書士会は「まずは文書でご連絡ください。半年後にご回答します」
個人再生でカード会社に支払うことになっていたお金、そのお金を司法書士は返済してくれていなかった。
このままでは個人再生計画は破棄されてしまう。
自己破産しかない。
司法書士はどこにいった!
司法書士会は涙の対応
司法書士は難関の国家資格です。
合格率は年4〜5%台、令和7年度(2025年度)は受験者数14,418人に対し合格者数751人で、合格率は5.21%だったといいます。
合格に必要な勉強時間は約3,000時間。
こんな難関資格の合格者ならしっかりしているし、その協会に連絡すれば、きちんとした対応をしてくれるだろう。
「よしっ!」
こうなれば司法書士の協会に連絡して相談するしかない、お世話になったイケンI司法書士には申し訳ないが、事態を説明して協会に対応してもらうしかない。
スマホでググってみると簡単に「司法書士会連合会」が見つかりました。
思い切って電話、すぐにつながりました。
事情を話すこと20分。でも結局は「こちらは全国組織なので東京の司法書士会にご連絡ください」。
話を聞いてくれたのはいいけれど、最初からそう言ってくれよ、と思いつつ「東京司法書士会」に連絡する。
紳士的な若い男性が電話に出てくれて話を聞いてくれました。
事情を説明すること30分、事態を飲み込んでくれて返ってきた言葉はこうでした。
「文書で提出してください。回答は半年後です」
「では、事情を文書で提出してください」
「ご回答には半年くらいかかります」
なんだって!
耳を疑いました。
「半年……!」
最初の回答をもらうのに半年、しかも回答が来たとしても、この東京司法書士会の調子では、責任逃れの木で鼻をくくったような回答に違いありません。
さらにそこからやり取りをしなければならない。
1年、2年、3年……。
もう、寿命がきてしまいます。
それでも門は開いている。
やらないよりはいい。やるしかない。
「では、文書はどのようにして提出するんですか?」
すると電話越しの男性はこう回答したのでした。
「私、担当の部署じゃないんです!」
「私は担当じゃない?」
「担当の部署じゃない?」
その一言を返しえてもらうために30分もやり取りをしたんだと思うと、悲しくなってきました。
会議は終わらない
でも、落ち込んでる場合じゃない。
「では、担当の方に代わっていただけますか」
すると今度はこうでした。
「会議で誰もいないんです」
「それじゃ、その会議は何時に終わりますか?」
「さあ。それは分かりませんねえ。しばらく終わらないと思いますよ。全員、出払っています」
全員でいつ終わるかわからない会議を延々と続けているという。
世界をまたにかけたグローバル企業じゃあるまいし、そんな重要案件があるはずないなのに……。
まったくの貴族です。拉致があきません。
でも、さすがにその男性も同情してくれたのか、しばらく考えてこんなことを教えてくれました。
「司法書士ホットラインがあります!」
「司法書士ホットラインっていうのがあります!これ利用されたらいかがですか?」
電話越しに若い男性はこう教えてくれました。
そして「そうだ今日は水曜日!午後5時から7時45分までやってますよ、これが一番いい!」
「ありがとうございます」。
何度も何度もお礼をいいました。
時間は4時30分、ジリジリしながら午後5時を待ちました。
ようやく5時、さっそくかけてみます。
えっ?つながりません。何で!
5時10分、またかけてみましたがつながりません。
5時20分、つながらない。ただ、「こちらは日本司法書士会連合会です」というテープがむなしく回り、自動的に電話は切れてしまいました。
なんだこれは!
まったく打つ手なしなのか。
また足がガクガク震えてくるのでした。



