出馬表明をした小泉進次郎(43)。
総裁選を勝ち抜き、小泉進次郎は次の総理になるでしょうか。
気になるのは、小泉総理が実現した時に実際に国を回せるのか。
「頭が悪い」、学歴は関東学院大学卒で「偏差値が低い」、コロンビア大学に進学したのに「英語の力が乏しい」など厳しい指摘も多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。
偏差値が低くても総理の資質があれば問題はありません。
でもそうでない人が日本の総理になったら国は大変なことになりますよね。
小泉進次郎は頭が悪いのか?学歴や英語の力から徹底検証してみましょう。
小泉進次郎は頭が悪いか?
総理の頭が弱いと困るのは国民です。
小泉進次郎氏は本当に「頭が悪い?」のでしょうか。
出身大学は関東学院大学で偏差値は40(容易)
単純に偏差値から見れば「頭は悪い」ということになりますね。
出身大学の関東学院大学の偏差値は40(容易)ですから、受験エリートとは言えないでしょう。
慶応大学経済学部(偏差値67)卒の父親、純一郎氏に比べるとかなり低いと言えます。
高校も関東学院六浦高校、中学校も関東学院六浦中学校、小学校もまた関東学院六浦小学校と、ずっと関東学院大学ですから教育にはそれなりのお金をかけてもらいながら、最後まで関東学院大学ですから、「学校の勉強はあまり熱心にやらなかった」というのは間違いありません。
どこかのタイミングで奮起していれば、父親と同じ慶応大学くらいには合格できたはずです。
実際に高校は他校を受験し、失敗していますから、本人も危機感を抱いて、関東学院大学のレールから脱しようとしたことは事実です。
なのに「奮起」というところまではいかなかったようですね。
関東学院大学を卒業した後はコロンビア大学の大学院に進学していますので「関東学院大学が大好き」「関東学院大学で満足している」というわけでもない。
それにもかかわらず、ズルズルと過ごし、部活で野球などもやりながら最初から最後まで関東学院大学で終わっていますから、「学業を頑張らなかった」「学業で頑張れなかった」ということをもって一般的には「頭が悪い」ということになりますね。
関東学院大学に進んだ理由も以下の通りでピリッとしませんね。
小学校から関東学院に通っていたから、自分の意思というよりは、親が決めたのだとは思います。
しかし、中学校、高校と進学したのは、間違いなく私の意思です。
引用:プレジデントオンライン http://president.jp/articles/-/38271?page=2
大学時代も「いかに効率良く単位が取れるかと考えていました。友達のノートに助けられましたね」とインタビューに答えていますから、徹頭徹尾、真面目に勉強した形跡はみられません。
地頭はどうか?悪いはずがない
けれども受験で成功しなかったからと言って、地頭まで悪いということにはなりません。
何せ、あの小泉純一郎氏のDNAを引き継いでいるのですよ。
郵政改革の時を思い出してくだい。
国会を解散させ国民全体を巻き込みながら民営化させたあの手法は見事としか言いようがありません。
その子供なんですから、地頭まで悪いわけがありません。
大学2年生の時に純一郎氏は内閣総理大臣になっていますが、その際には選挙の手伝いまでしていて、以来、政治の現場を生で見続けています。
大学では勉強しませんでしたが、実社会、とりわけ政治の世界では貴重な学習をしていますし、頭も相当、鍛えられているはずです。
巧な言葉遣いでオバちゃんたちを魅了
小泉進次郎氏はとにかく言葉が軽妙です。
話にきちんとオチもきちんとある。
ここは才能なんですね。
例えば、こんな感じです。
「ちょうどその頃、父から「将来どうしたいんだ?」と聞かれ、私は「できることなら跡を継ぎたい」と言いました。それに対して父は「そうか。じゃあ勉強しないとな」とだけ。父がワンフレーズしか話さないのは、その時も同じでしたね(笑)」
記事引用:NIKKEI STYLE
とにかくノリがいい。
地方に演説に言ってもまずはその地方の言葉で笑いをとります。
大阪なら「まいど!小泉進次郎です。純一郎やおまへんで!進次郎です」
ここで大阪のオバちゃんたちがドカンと笑う。
あとはもう小泉進次郎氏の術中にはまっていきます。
迷言が多い!でもカワイイ
最近、「小泉進次郎構文」という言葉が使われるようになりましたね。
最初に言いたいことをズバッといって、その後、同じ意味の言葉を繰り返すという手法だそうです。
でも、うまくやらないとカッコ悪い。
例えばこんな感じですね。
今のままではいけないと思います。
だからこそ日本は今のままではいけないと思っている。
(2019年9月・ニューヨークサミット)
見事に同じ言葉を繰り返しています。
意味が同じだけでなく、全く単語を選んで繰り返しているだけですから、カッコ悪い。
でも、なんだかカワイイ感じもしますよね。
反省しているけど見えないという自分に対しても反省をしています
(2020年2月・新型コロナウイルス対策本部の会合を欠席して、地元の新年会に出たことの反省会見)
次はステーキについて語ったこちらのお言葉です。
毎日でも食べたいということは毎日でも食べているというわけではない
これもクスっと。
でも次はどうでしょうか。
福島県の汚染廃棄物の処理問題について説明を求められたやり取りです。
約束は守るためにありますから、
約束を守るために全力を尽くします。(2019年9月・福島県の4町長と会談)
約束を守るのか、守らないのか。
国民の命に直結する問題ですから、ここは迷言は避けてズバッと答えて欲しいところですよね。
小泉進次郎の学歴から偏差値低いのか検証
コロンビア大学大学院には父親の推薦状がモノをいった
ジェラルド・カーティス教授が世話役
大学卒業後に経験した約3年間のアメリカ留学です。
彼はコロンビア大学大学院に進学し、日本政治を専門とするジェラルド・カーチス教授の下で学びました。
この時代に一定の英語力を身に付け、自らの考えを人前で話す技術も習得します。
引用:東洋経済 http://toyokeizai.net/articles/-/291310?page=2
関東学院大学の偏差値は40台、そこから同80のコロンビア大学に入学して、「さぞかし苦労しただろう」と普通は考えますが、そこにジェラルド・カーチス教授が、ワンクッション、加わっていれば話は変わってきますよね。
進次郎氏と同時期にコロンビア大学大学院の政治学部に通った他国の研究者はこう言う。
「進次郎さんが入れたのは総理であるお父さん(純一郎)とカーティス先生との関係があったから、とはよく言われることです。
先生にとってはまさに研究対象の人物ですからね」
引用:デイリー新潮 http://dailyshincho.jp/article/2021/08200557/?all=1
猛烈に勉強したコロンビア大学大学院時代
大学院時代の勉強の仕方はすさまじかったようですね。
本人も大学院時代の平均睡眠時間は3時間ほどで、「限界に挑んでいるような日々」と表現しています。
インタビューでも大学院時代を次のように語っていました。
「このときのためにそれまで勉強しなかったんじゃないかというぐらい、猛勉強の日々。朝起きたら朝食の前にまず勉強。そして自炊中も勉強できるように、作っていたのはカレーライスやチキンスープばかり。本を読むのではなくて、本を食べるぐらいの勢いで勉強していました」
「授業でも必死です。日本の授業とは違って、座って聞いているだけで発言しないというのは評価されない。正しいかどうかよりも、手を挙げて自分の意見を伝えるところに価値がある。議論に加われないと、おまえは意見もないのかと思われる」
英語の力もそこそこでTOEFLで600点程度
まとめ
小泉進次郎氏は次の総理としてとにかく人気です。
人気という意味なら、日本の政治家のなかでもっと近いポジションにいることは間違いありません。
だからこそ小泉進次郎氏の実力が気になるのです。
頭が悪いのか、大学の学歴は低いけれどどうなのか、英語の力はあるのか。
でも、お分かりいただけましたでしょうか。
大学の学歴が低いけれど地頭が悪いことはないし、コロンビア大学大学院だって詐称ではない。
英語の力もそこそこあります。
いずれにしても、頭の良し悪しも学歴も英語も、さして大きな問題ではありません。
要は志です。
重要なのは日本をよくしてくれるかどうかですよね。