静岡県伊東市の田久保眞紀市長が失職する見通しとなりました。
就任からわずか数カ月ですが、常に市民の大きな関心を集めてきました。
もし市長が10月末をもって失職した場合、その短い任期に対して、いったいどれだけの公金が報酬や手当として支払われるのでしょうか。
今回は、報道されている市長の月額報酬(85万5,000円)を基に、10月末失職という仮定で年収や退職金を徹底試算します。
失職によって懐に入らなくなる「幻の大金」も含め、その金銭的なインパクトを詳細に分析します。
💸 失う「月収」は171万円、最大の損失は約185万円
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市長の月額給与(報酬)は85万5,000円です。
10月末に失職した場合、金銭的な影響は以下の通りです。
- 10月分月収: 10月31日までの在職となるため、10月分の月額給与85万5,000円は満額が支給されます。
- 失う月収: 11月以降の在職がないため、本来受け取れたはずの11月分と12月分の月額給与、合計171万円(85万5,000円 × 2カ月)が失われます。
- 最大の損失(ボーナス): 最も大きな金銭的影響は、冬のボーナス(期末手当)の不支給です。ボーナスの支給基準日(12月1日)の前に失職するため、満額で約185万円と試算されていた12月期の期末手当は、原則として支給されない可能性が極めて高いです。
💰 確定する「年収」と「退職金」の内訳
市長が5月29日の就任から10月31日までの期間で受け取る報酬等(額面)は以下の通りです。
概算年収(月額給与のみ)
在職6カ月分(5月~10月)の月額給与の合計が、概算年収となります。
- 概算年収: 855,000円×6カ月=513万0,000円
退職金(退職手当)
在職期間は6カ月と算定されます。
報道の計算式(月額給与 ×10045× 在職月数)に当てはめると、退職金は次のようになります。
- 退職金: 855,000円×10045×6カ月=230万8,500円
📋 10月末失職の金銭的影響 まとめ
| 項目 | 概算額(額面) | 備考 |
| 年収総額(月給のみ) | 513万0,000円 | 5月~10月分の合計 |
| 退職金 | 230万8,500円 | 在職6カ月で計算 |
| 失うボーナス | 約185万円 | 12月期期末手当(不支給の可能性) |
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注記: 上記の金額はすべて税金などが控除される前の額(額面)であり、実際の支給額は異なります。
💡 退職金は「減額」の可能性あり
昨日田久保市長が解散宣言して7日間の選挙戦がスタートした。改革を前には進めるべきだけど、それに、大卒じゃなくても良いと思うけど「詐称」は絶対イカン。あ、同じ県だけど違う市だから直接は関係ないけど。 pic.twitter.com/lP7UI9JXXU
— のら犬 (@nuko_mono) October 13, 2025
退職金試算(230万8,500円)は、伊東市の条例に基づく標準的な計算によるものです。
ただ、刑事事件や不祥事を理由とする辞職・失職の場合、特別職の職員の退職手当について減額または不支給とする条例を適用するケースがあります。
田久保市長が最終的に受け取る退職金は、失職の形式(自己都合、不信任決議など)や市側の判断によって、試算額よりも減額される可能性があります。

