2024年4月– date –
-
【最後の宰相、田中角栄④】「金の問題なら俺に任せろ」
1971年、田中角栄が通産大臣になると待ち受けていたのは日米繊維問題でした。猛烈な勢いで輸出攻勢をかける日本の繊維業界。いらだつ米国。8年もの間、日本と米国との間でしこり続け、この決着をどうつけるか。時間はもうありません。田中角栄は試さ... -
【最後の宰相、田中角栄③】角栄がハムを現金に変えた
剛腕政治家、田中角栄。力の源泉には、コンピューター並みの頭の良さ、決断力、演説のうまさ...。いろいろあります。しかし、最も大きかったのが「金力(きんりょく)」。 それは霞が関で最高官庁とされる大蔵省の官僚たちを束ね、掌握していく際にも力を... -
【最後の宰相、田中角栄②】「バカは理解できない。大臣室に来い」
田中角栄は小学校(新潟県二田小学校)卒。翻って角栄が大蔵大臣だった頃、入省してくるのは東大法学部トップクラス、在学中に司法試験に合格、公務員試験トップクラスという「三冠王」と呼ばれる者たちでした。そんな秀才たちを角栄はどう操ったのでしょ... -
【最後の宰相、田中角栄①】「やあ、青木くん。大蔵省へようこそ」。何で僕らの名前を知っている?
田中角栄の記憶力と良さは良く知られるところ。しかし、凄みは自分の記憶力を信じ、人前でやってのけるところでした。その豪胆さ。行動力。次々と人の心を捉(とら)えていきました。面白いので是非、ご覧ください。 ●初対面の新入省キャリアの名前を次々... -
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(6)感謝する力でメンタルを維持する
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。バットはますます波に乗ってきたようですね。元通訳の水原一平さんの事件の衝撃を感じさせない健闘ぶりです。メンタル面では相当、キツイはず。なのに好調を維持し続ける。いったいどうやってメンタルをケアしてい... -
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(5)翔平の敵は翔平しかいない
水原一平さんの事件にも負けず波に乗る米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。衝撃的な事件だっただけに影響が心配されましたが、まったくの杞憂だったようです。それにしても大谷翔平選手は強いですね。ブレない。揺れない。なぜでしょうか?それは成長... -
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(4)WBCのバント、起点は高校時代
あの瞬間を覚えているでしょうか。2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝ラウンド。イタリア戦で大谷翔平選手がセーフティーバントを決めた瞬間です。「えっ!」。東京ドームはどよめきに包まれました。「絶対に勝つ」「勝利のためには『個... -
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(3)「次」を考えすぎない
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。一挙手一投足に勝つヒントがありますね。「段取り八分」という言葉があるように仕事には事前準備が必要なことはもちろんです。けれども同時に「次」を考えすぎないこともまた大切なんですね。大谷翔平選手に教えて... -
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(2)全神経集中させて「点」を打つ、線はおのずとつながる
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。本当に礼儀正しく丁寧な人ですよね。人の質問をきちんと聞き、丁寧に返す。そのやり取りは見ていて本当に気持ちいいがいいものです。しかし、その裏には大谷翔平選手が持つ集中力がいかに凄まじいものなのかを物語... -
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(1)冷静で強いメンタルは努力でつくる
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手、頑張ってますよね。専属通訳であった水原一平さんが違法賭博に関与していた騒動のメンタルへの影響ははかり知れませんが、それでも懸命に野球に打ち込む姿にチームメイトも称賛を惜しみません。とりわけチームメイ...
12