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政治経済
【最後の宰相、田中角栄⑫】角栄の朝は2時。天才はこうして生まれた。
田中角栄は朝2時に起きた--。ご存じでしょうか。「朝2時まで飲んでいた」の間違いでは?そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、事実なのです。朝2時には起きていたのです。 では何のために?勉強です。毎晩午前零時までに官僚が角栄宅ま... -
政治経済
【最後の宰相、田中角栄⑪】 『日本列島改造論』。日本から悲しい家庭をなくせ。政治信条を煮詰めた
「君にとって、雪はロマンの世界だよな」。田中角栄の秘書官は、こう言われたことがあります。その秘書官は最初、その言葉の意味が分かりませんでした。後になって分かります。角栄は「雪の本当の辛さを君は知らない。雪見酒くらいのことだろう。でも、豪... -
政治経済
【最後の宰相、田中角栄⑩】「オール霞が関で行こうじゃないか」。こうして『日本列島改造論』は生まれた
発行部数91万部となった大ベストセラー、田中角栄の著書『日本列島改造論』。土地の乱開発の呼び水となり、インフレを助長させた――。そんなふうに評価する人も多く必ずしも評判はよくありませんよね。でも本当は角栄が政治家として携わってきた国土開発... -
政治経済
【最後の宰相、田中角栄⑨】母フメ「角栄をお願えします」。秘書官に深々と頭を下げた。
猛烈さ、剛腕さばかりが際立つ田中角栄。しかし、母親のフメさんは素朴で優しい日本の母でした。角栄が通産大臣になりお国入りした際、フメさんは同行した秘書官を上座に座らせ、深々と頭を下げたといいます。「どうか、角栄をよろしくお願えします」。素... -
話題
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(10)ショウヘイはスランプ知らず。高速PDCAが強さをつくる
PDCAサイクルを回せ――。ビジネスの世界の鉄則ですね。PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)。もともと1950年代、品質管理の父といわれるW・エドワーズ・デミングが提唱したフレームワークです。PDです。C.Aを回す期間は... -
政治経済
【最後の宰相、田中角栄⑧】陳情、平均3分で処理。「あれは大丈夫だ、やっておいた。」
田中角栄の記憶力の良さはよく知られています。官僚の奥さんの誕生日を覚えていてプレゼントを渡したり、息子の受験を知っていて応援したり。とりわけこれが地元新潟の選挙民となると恐ろしいほどだったといいます。誰と誰が親戚で仲が良いのか、子供の頃... -
政治経済
【最後の宰相、田中角栄⑦】「俺が会う、大臣室に通せ」。繊維業界のドンとの対決
リーダーというのは「仕事のしどころ」をよくわきまえているものです。田中角栄もそうでした。ここは政治家の仕事だというところは逃げずに受けて立ちました。日米繊維交渉の大詰め、繊維業界のドンが役所に押し掛けてきた時も逃げずに対決しました。そば... -
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【最後の宰相、田中角栄⑥】初っ端の挨拶で勝負を制す。数字をあやつり、人をあやつる
人の印象は見た目が9割。確かに言えますよね。会った瞬間の最初の10秒で人の印象は決まります。とにかく初っ端が大切です。田中角栄は最初の挨拶の名手でした。相手が「どんな人なんだ?」と真っ白な状態でいる間に、印象的な挨拶で心を捉えてしまう。... -
話題
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(9) 大谷と菊池、2人のジャパン・プライドの3つの共通点
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。快進撃がとまりません。そしてトロント・ブルージェイズの菊池雄星選手。こちらも日本人選手として威風堂々の活躍です。米大リーグは日本人選手にとって、もはや憧れではなく、活躍する場所に変わったのですね。 と... -
話題
【解剖】大谷翔平、奇跡の引き寄せ法(8)大ブーイングもまたパワー。逆風を前進力に変えるヨットの法則
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。4月26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回に3試合ぶりとなる7号ソロを放ちました。球場内は大谷選手への大ブーイングで始まり、一種異様な雰囲気のなかで、大谷選...